【永久保存版】ニーチェを勉強するなら読んでおきたい本まとめ

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今回は「【永久保存版】ニーチェを勉強するなら読んでおきたい本まとめ」と題してお送りしていきます。

現代人はニーチェを読もう!

ようこそ!ニーチェの世界へ!

ニーチェの世界へようこそ!この記事を見に来てくださった画面の前のあなたは、今まさにニーチェについて学ぼう!勉強しよう!と思っている方だと思います。

恐らく、この記事にたどり着く前に予備知識として様々なwebサイトやブログ記事を閲覧していることだと思います。

最近では「ニーチェ 思想」等で検索すると、かなり詳細にニーチェの思想について纏めているブログやサイトがヒットしますね。

インターネットが発達した今、簡単にニーチェの思想について調べられるようになりました。しかし、それでもやはり弊害はあります。

ネットの発達によるますますの奴隷道徳支配

「奴隷道徳って何?」という方はまずこちらの記事を読んでみてください⇒ニーチェの貴族道徳と奴隷道徳から現代を学ぶ

一応奴隷道徳について簡単に説明しますと、「弱いからこそ正しい!無知だからこそ正しい!自己中な強者は悪だ!」という思想、道徳です。

ニーチェはこのような道徳を別名「キリスト教道徳」と呼び、批判しました。ニーチェは「弱者」という言葉を使用します。「弱者」とは社会的弱者を指すのではありません。ニーチェの言う弱者とは大衆のこと、民衆のこと、善人の事です。

彼らは突出した人を叩きます。「力を持つ者」、「大量の金を持つ者」、「権力を持つ者」。これらを弱者の反対に位置する「強者」と呼びます。弱者は強者にルサンチマン(怨恨)を抱きます。そのルサンチマンにより、生の力を受けるのです。

現代日本でもこの傾向はありますよね。ネットの発達により、ますます「弱者」が幅を利かせてきました。昨今の炎上などを見ていると数の暴力で強者を打倒しているのがわかります。

参考記事⇒善人は悪人!?「善人ほど悪い奴はいない」を紹介する

なぜ今ニーチェなのか

ニーチェは現代ではまさに炎上するようなことを思想として説きます。

「人間は平等ではない」

「民主主義は敵」

などなど。

これらは逆を言えば現代社会に対しての警鐘だとも言えます。

人間は確かに現在の権利上平等ではありますが、実質平等ではありません。ここではあえて書きませんが、ニーチェはとにかく「人間は平等ではない」などの過激(と現代では言われるであろう)な思想を説いたのです。

現代で常識となっているものは果たして善いことなのか?ニーチェは私たちに問います。

ニーチェ死没から約100年が経過した今、それでもなお新しく、鋭い洞察で私たちの常識に疑問を問いかけるニーチェに、私たちは魅了されるでしょう。

今回はそんなニーチェを学ぶために読むべき本をまとめてみました。

現代を強く生きるためにニーチェを読みましょう。


レベルに分ける

今回紹介する本はこちらの記事(人間関係で悩んでいたらニーチェを読むべき3つの理由)と同じように、「初級」、「中級」、「上級」とそれぞれレベル別に分けました。

ニーチェの原本はかなり比喩的表現や言い回しが難しいので、初めて読むとさっぱりわからず、せっかくニーチェに興味を持っていただいても「つまんね」と投げ出してしまいかねません。

そんな勿体ないことはさせたくありません。ニーチェの思想は過激ではありますがかなり心を躍らせてくれる内容でもあるからです。

ですので、まずは初級から読んでみましょう。そして中級、上級と読んでいくことをお勧めします。

恐らく、初級で「ニーチェ楽しい!」といった感想を持てれば、その後のニーチェへの関心も高まるでしょう。

それでは前置きが長くなりました。

ニーチェの本まとめ、どうぞ。

【永久保存版】ニーチェを勉強するなら読んでおきたい本まとめ

【初級】

新編 はじめてのニーチェ

こちらの本はもともと「はじめてのニーチェ」という同じ著者による本があったのですが、その新編です。私は新編ではない旧「はじめてのニーチェ」を読みました。今回紹介するうえで、わざわざ旧版を紹介する必要性も無いかなぁと思いましたので、新編を紹介させていただきます。

この著者は語り口が軽妙かつ分かりやすいので、ニーチェをざっくりと知りたい方にはかなり持って来いの内容です。ニーチェの過激な思想に関してもほぼオブラートには包まず、過激な匂いを残したまま教えてくれます。良著です。

ツァラトゥストラ NHK「100分de名著」ブックス

 

私の中で、「ニーチェと言えばツァラトゥストラ」という方程式があります。ニーチェ思想の根幹である「超人」「永遠回帰(永劫回帰)」はやはりツァラトゥストラですし、ニーチェの本質が見て取れると思います。ただ、そんなツァラトゥストラもいきなり原本を読んでは訳が分からないと思いますので、まずはこのような初級本から読みましょう。NHKの100分で名著を本にしたものですので、大変わかりやすい内容になっております。ニーチェの思想の根幹を知りたい方はまずはこちらから。

 

 善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学

こちらの本は当サイトのこの記事(善人は悪人!?「善人ほど悪い奴はいない」を紹介する)で詳細にどのような内容なのか執筆させていただきましたので、ぜひそちらをご覧ください。

 

キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

こちらの本は先ほどの「はじめてのニーチェ」を執筆した著者と同じです。かなり明快にニーチェのキリスト教批判を書いています。ただ、「現代語訳」と銘打っているだけあって、その内容はかなり現代な感じ。また、いくらニーチェの思想とは言えそこまで言って大丈夫?となってしまうようなパンク精神に溢れている本です。ニーチェのキリスト教批判について興味がある方はぜひこちらを。

【中級】

 ニーチェ入門

ニーチェ入門です。こちらの本は「入門」と銘打っていますが、恐らくニーチェを本格的に勉強したい方の為の「入門」なのであって、「ちょっとニーチェの思想を知りたい」という方のための入門本ではないように私は感じました。内容はニーチェ思想について学術的な記載がかなりあり、「ニーチェについて本格的に知りたい」という方にはかなりおすすめです。「入門」と書いてあるからといって初級者が読むと結構痛い目を見る本です。

これがニーチェだ

こちらの本はニーチェ入門程カッチリしているわけではないですが、ニーチェ初級で物足りない!という方にはかなりおすすめの本です。ニーチェの持つ毒素をかなりそのまま抽出し、表現していると感じました。入門は入門ですが、そこに筆者の思想もちりばめられていて、なるほどなと思わせる一冊のように感じます。

ニーチェセレクション

こちらの本は「これからニーチェ上級の本を読むよ」という方の道しるべになってくれるであろう本です。ニーチェセレクションと銘打っている通り、中身はニーチェ原本日本語訳のアンソロジー。ニーチェ原本において重要だと思われる表現や文章をそれぞれのニーチェ思想のテーマ別に分けて掲載しています。ニーチェ原本のすべてを読もうとすると膨大な時間がかかります。ですが、こちらの本は原本のイイトコドリをしているので、全ての著作を読まなくとも、ある程度のニーチェ思想について理解が深まります。本棚に一冊あるとかなり便利な本ですよ。

【上級】

 

ツァラトゥストラ上・下

ツァラトゥストラ上・下です。ニーチェ思想の根幹ともいえる「超人思想」「永遠回帰(永劫回帰)」が見れます。また、この本は物語のような形式なので、読み物としても楽しめます。ただ、初級中級である程度のニーチェ知識を習得しておかないと何を言っているのかよくわからなくなってしまいますので、それらを踏まえた上で読むことをお勧めします。学術書としても趣味書としてもなかなか味の濃い良著です。

曙光

この本は道徳的なことを書いていると私は考察しています。ニーチェ中期の著作で、アフォリズム(箴言、短い1つの文章)による文体を主としています。前述のツァラトゥストラは物語形式ですが、こちらはアフォリズム主体ですので、ニーチェの轟くような声が聞こえてくるような著作になっています。こちらの本での道徳考察はキリスト教批判を主としているため、ニーチェ後期への橋渡し的な役割もあるように感じます。

善悪の彼岸 道徳の系譜

 

こちらはもともとは「善悪の彼岸」と「道徳の系譜(序言と3つの論文)」という2つの著作があり、1つにまとめたものになります。こちらもいわゆるキリスト教道徳批判(奴隷道徳批判)的な意味合いを多く含み、なおかつニーチェの轟くような言葉で綴られています。かなり難解な内容ですので、この著作を読む前にまず「ツァラトゥストラ」で肩慣らしをするところから始める方が得策かなと思います。

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回はニーチェにおいて私が読むべきだと思う著作、関連書を並べて紹介しました。

昨今ではニーチェの言葉を超訳した本が出版されていますが、個人的にはそれらよりも今回紹介した本の方がニーチェの言いたいことをかなり的確に述べていますので、ぜひニーチェに興味を持った方はこれらの本を手に取ってみてください。

あなたが住んでいる世界にもしかすると革命が起きるかもしれません。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!



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