【邦楽】随所に感じるロックンロールの息吹…ゆらゆら帝国の「ミーのカー」をレビュー

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今回は「随所に感じるロックンロールの息吹…ゆらゆら帝国の「ミーのカー」をレビュー」と題してお送りしていきます。

はじめに

ゆらゆら帝国…まずはいつものように彼らの基本情報を書いていきます。

ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国(ゆらゆらていこく)は、1989年に結成された日本のロックバンド。2010年3月31日に解散した。ゆらゆら帝国というバンド名は、結成時にバンド名を決める際、いくつか挙げた候補のどれもピンと来ず、最もましだったものを選んだという程度で深い理由はない。(wikipediaより引用:ゆらゆら帝国

メンバーは坂本慎太郎(g/vo)、亀川千代(Ba)、柴田一郎(Dr)です。

「ミーのカー」をレビューする

全体的に聴きやすい

ゆらゆら帝国メジャー進出後2枚目のアルバムである「ミーのカー」。

全体的な印象としては「ブルース、ロックンロールでまとまっている」という感じ。ゆえに聴きやすさはゆら帝の中でも随一。

特にジミヘンからの影響は色濃く感じますね。「午前3時のファズギター」、「太陽のうそつき」のラストソロ、「ズックにロック」、「ハチとミツ」、「19か20」など、ジミヘンっぽさが垣間見えます。

またジミヘンだけでなくガレージロック、グラムロックっぽさもあります。それらをゆらゆら帝国なりに昇華したロックになってますね。


随所に見られるギターソロがかっこいい

ミーのカーのアップテンポな曲全般に言えますが、ギターソロがとてもかっこいいのです。

ちょっとカッティングが入っていたりしてかなりリズミカルなソロになっています。ゆえに身体でノレるソロになってます。うむ、かっちょいい。

特に「ズックにロック」、「太陽のうそつき」のソロは必見ですね~。特に「太陽のうそつき」のソロは「オールドロックファン」なら「うぉぉ!かっこいい!」ってなるのではないでしょうか。洋楽の匂いがします。

実はローテンポな曲が良すぎる

ゆらゆら帝国というと、前述のように「ジミヘン」辺りの激しめロックによる影響を感じるが故、どうしても「アップテンポな曲」にフォーカスしてしまいがちですが、実はローテンポなバラード曲が絶妙に良いんですよね。

ずっとアップテンポばかりだと聞く側も疲れてしまう。合間合間にバラードを挟み込むことでリスナーの負担も減らしている試みなのでしょうが、そのバラードにハズレが無い。

「ミーのカー」におけるバラード曲と言えば「うそが本当に」、「ボーンズ」、「星ふたつ」。この3曲が絶妙に「ミーのカー」をまとめ上げているんです。3曲ともどこか「死」を連想させる歌詞になっていて、しかも曲調もどこか暗め。

「うそが本当に」の「うそ」とは何を指しているんでしょうか。「死ぬこと」なんでしょうか。曲後半の歌詞の「~もできるし」というところから、どこか吹っ切れたような感じがしますよね。嘘が本当に…。ドラえもんの秘密道具「ウソ800」のように、涙無しでは語れない物語がそこにはあるのかもしれません。

「ボーンズ」は明らかに「死」についての曲だというのが窺えます。歌詞中に「時計の役目は終わった」、「歳をとらない」という箇所がある故にそう考察できます。「ボーンズ」は「BONES(骨)」なのか、「BORNS」なのか…。どちらにしても「死」という語は拭えないですね。なんとも哀愁漂う曲です。

「星ふたつ」は恐らく太陽と月のような関係を表しているのではないでしょうか。歌詞中に「夜中は昼間の為に」、「昼間は夜中の為に」というところがあるように、月と太陽がお互い光っていられる時間は無いということ。しかし、星という語句から「星になる」=「死ぬ」という連想ができます。兄弟の兄が消えたという歌詞から、兄は死んでしまったのではないかという推察もできますね。まるで海にいるような気持になる曲です。


ミーのカーはレッドツェッペリンの影響?

表題曲「ミーのカー」はどこかレッドツェッペリンの「カシミール」っぽさを感じます。

「カシミール」はゴジラのテーマ曲っぽく感じます。なにやらおどろおどろしい感じ。とんでもなくでかいものやとんでもなく恐怖を感じるものが近づいてくるような感じです。怪しい!!

恐らく悪の組織から逃げているターゲットのような曲です。「しびれ」とはまた違った怖さをもつ曲です。うーむかっこいい!

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回はゆらゆら帝国のアルバム「ミーのカー」を個人的な見解から考察してみました。

初めにも言いましたが全体的にかなりすっきりまとまっていて聴きやすいアルバムです。ゆらゆら帝国を初めて聞くんだけどどのアルバムから聞いたらいいかわからない!という方には真っ先に「ミーのカー」をおすすめしますね。

とてもかっこいいですし、初期のゆら帝らしさ前回です。ここから時間が経ってくると「ゆらゆら帝国って聞きにくいな」と思われてしまうアルバムが多くなってきますので、まずはここから入りましょう。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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