【邦楽】ゆらゆら帝国最大の名作(迷作?)「空洞です」をレビューする

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今回は「ゆらゆら帝国最大の名作(迷作?)「空洞です」をレビューする」と題してお送りしていきます。

はじめに

ゆらゆら帝国…まずはいつものように彼らの基本情報を書いていきます。

ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国(ゆらゆらていこく)は、1989年に結成された日本のロックバンド。2010年3月31日に解散した。ゆらゆら帝国というバンド名は、結成時にバンド名を決める際、いくつか挙げた候補のどれもピンと来ず、最もましだったものを選んだという程度で深い理由はない。(wikipediaより引用:ゆらゆら帝国

メンバーは坂本慎太郎(g/vo)、亀川千代(Ba)、柴田一郎(Dr)です。

「空洞です」をレビューする

初見でこのCDの良さに気付く人は少ない

「空洞です」がリリースされたのは2007年10月10日。本日が2017年10月18日なので、リリースから10年経ってしまったわけですね。なんとも10年というのは早い…。

さて、「空洞です」のレビューに移ります。

「空洞です」に収録されている楽曲たちは、恐らく昨今のダンスミュージックやエモ系ロックに心酔しているロック小僧には受け入れられにくいと思います。それだけ楽曲を理解するのが難しい。

強いて言うならラストソング「空洞です」だけは若干大衆寄りになっています。JAZZ的な要素を取り入れつつ、坂本さんワールド全開です。

しかし、初見で他の楽曲たちの良さに気付く人は少ないのではないかなと思います。

いや、このCDは楽曲1曲ずつという単位で語るものではなく、「空洞です」というCD1枚で語るべき作品なのかもしれません。

全体的な印象としては「?」という感じ。個人的には「しびれ」の恐怖感を取り除き、綿あめを詰めたような感覚を覚えました。

まさに「空洞」です。空洞に綿あめ詰め込んでる感じですまさしく。楽曲たちもどこかふわふわと浮かんでる雲っぽい。その連想から「綿あめ」が出てきました。綿あめ詰め込んでます。


人生を表しているのではないか

私の個人的な感想ですが、このCDは「人生を表しているのではないか」と思います。

1曲目の「おはようまだやろう」、そして「できない」、「あえて抵抗しない」…。この辺は子どもの感情を上手に表現しているのでは…と。

8曲目の「学校へ行ってきます」は子供の頃の回想なんじゃないでしょうか。夢でも見ている感じです。

7曲目の「美しい」で人生に嫌気がさしてきてるんです。「もう終わりか?俺」と。恐らく嫌味なヤツがいたんですよ。オシャレなクソにジェラシーですから。

そして8曲目に繋がる。そんな世界は捨てて夢でも見にいこう…。

9曲目の「ひとりぼっちの人工衛星」。これは自分のことを言っているのか、親族などの他人を言っているのか…。

自分のことでも他人の事でも、とにかく最終曲「空洞です」に繋がるんです。

「さよなら引力」と言った次は空洞が待っている=「死」なのではないでしょうか。

「バカな子どもがふざけて駆け抜ける」…これは恐らく回想だと私は考察します。1曲目~3曲目あたりの曲をここで回想しているのではないでしょうか。「バカな子ども」とはCD全編の「空洞です」における主人公です。

哲学的な印象。

一見すると「空洞です」というタイトルの意味不明さが際立ちます。

空洞なんて言葉、今まで生きてきて使った覚えがあまりありません。

空洞という言葉にはそれだけ「人生的」な面持ちがあるように感じますね。

あまり使わない言葉だからこそ神秘的に聞こえる。雲の上にいるような感じ。それはつまりヘヴン。

「空洞です」は現代哲学的な位置づけでもかなり面白い作品になっています。

ゆえに人を選ぶ作品ですね。この記事のタイトルに「迷作?」とつけたのはそういう意味です。

人によっては何が良いの?と思ってしまうけれど。人によって「すごい!」と思わせてくれる、そんなアルバムです。

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

今回はゆらゆら帝国の「空洞です」について個人的な感想、思ったことを交えつつレビューしてみました。

かなり面白い作品ですが、人は選ぶと思います。しかし、フロントマンである坂本さんが「過去最高の出来」と言い放った今作は、ゆらゆら帝国ファンなら一度は聴いてみてほしいと思います。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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