【邦楽】様々な音楽性を見せるバンド、くるりを語る

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今回は「様々な音楽性を見せるバンド、くるりを語る」と題してお送りしていきます。

はじめに

まずはいつもの如く彼らの情報から…。

くるり

くるり(Quruli)は、日本のロックバンド。京都府出身。アルバムごとに異なった音楽性や趣向を持つ、多様な作品群を発表してきたことが特徴として挙げられる。(wikipediaより引用;くるり

2017年現在のメンバーは岸田繁(g/vo)、佐藤征史(Ba,cho)、ファンファン(Trp,key,cho)です。くるりは結成から今まで多くのメンバーチェンジを行ってきているバンドですので、「2017年現在」という単語をつけさせていただきました。

様々な音楽性を見せるバンド、くるりを語る

彼らの音楽との出会い

私がくるりに出会ったのは大学生の頃。ふと、「くるりってバンド名は知ってるけど聴いたことないな…」と思ったので、YouTubeで「東京」を聴いたのがきっかけです。

東京には見事にぶっ飛ばされました。ノスタルジックとセンチメンタルが混在し、「東京」という曲名がまた良い味付けをしているんです。「私はこんなすごいバンドを聴いていなかったのか…」と自分を恨んだのを覚えています。YouTubeの「東京」は途中で終わってしまうので、すぐさまCDを買いに行ったのを覚えてますねぇ…。それぐらい衝撃でした。「とにかく東京の全部を聴きたい!」という欲求が衝動となってました。

そして次の日、すぐさまくるりの他のCDを買いに行きました。「ブレーメン」や「ジュビリー」が収録されている「ワルツを踊れ」、名盤と名高い「THE WORLD IS MINE」などを買いに行きました…。懐かしい思い出です。

くるりはアルバム事に違う音楽性を示す

くるりのアルバムを聴いていてまず感じることが、アルバム単位で「曲の雰囲気」、「曲調」がグッと変わるところにあると思います。

「東京」ではゲインの効いたギターロックだったのに、例えば「ブレーメン」ではとても優しげに小高い丘の上で演奏しているような風景が思い浮かびます。ヨーロッパ的。

かと思えば「ばらの花」のように一定のリズムで刻む曲もあれば、

「Remember me」のようにノスタルジック溢れる曲もあったり…。

その傾向がアルバム事に表れるものですから、「次はどんな曲が待ってるのかな?」という期待感に胸が膨らみます。最近では「 琥珀色の街、上海蟹の朝」のようにジャジーでちょっと大人な雰囲気の曲も書いたりしています。

ロックバンドでありがちなのが、「1stと全然違うじゃん!」というファンの声です。初期作品と数年経った作品のギャップが埋められず、「初期作品最高」という呪縛に取りつかれてしまう病。

私にも一時期そんなころがありました。くるりではありませんが、他のバンドで笑。

でもやはり「初期作品とずっと同じ」だと「またか」とファン離れが加速すると思うんですよね。

もちろん「AC/DC」のような例外はいますが、大体のバンドはどこかしらで方向転換なり新たな試みをしないといけなくなる。

しかし、くるりにはその「新たな試みをしないといけない」というよりも、「新たな試みを追求したい」という欲求をビシビシ感じます。この点がくるりをロングタームバンド(長く続けているバンド)にしている核だと思っています。そういう点がリスナーを飽きさせない根源だと思いますね。「リスナーを一番に考えているからこそ、アルバム単位で曲調を変えている」という感じではないでしょうか。

随所に感じるロックへの畏敬の念

くるりの音楽を聴いていると、たまに「オマージュ」的要素が含まれています。そういう点も「あ、岸田さんあのバンド好きなのかな~」と想像が膨らむ1歩でもあります。

例えば前出の「Remember me」

前奏がどことなくoasisの「whatever」っぽくないですか?

しかし、中身を聴いてみるとくるり節全開といいますか…。似ているのは前奏部分だけで、あとの個所は全く似ていません。

こういうところから、oasisへの畏敬の念を感じます。最近ロックを聴き始めた若い子たちに「こういうロックがあったんだよ」と暗に示しているような。

「ワルツを踊れ」に収録されている「ハム食べたい」という曲。前奏~Aメロまでのギターがジミヘンの弾き方っぽいですよね。低音弦を2,3回弾きつつ、一気にコードを鳴らすあのスタイル。私が勝手につけた名称ですがジミヘンバッキング。うーむ、良き。

そういうところから、オールドロックファンなどにも受け入れられる曲になっている場合が多いです。くるりが幅広い世代に人気があるのもそういう点が絡んでいるのかな…なんて。


くるりを聴くならまずはコレを聴け!

くるりを聴こう!と思っている方のために、とりあえずコレは聴いておけ!というアルバムをピックアップしていきます。

まずは「TEAM ROCK」。

くるり最大の名曲とも名高い「ばらの花」が収録されています。そして「ワンダーフォーゲル」、「リバー」。

1曲目の「TEAM ROCK」は聴く人を分けるかもしれませんが、2曲目の「ワンダーフォーゲル」からとてもバランスの良い楽曲群があなたをロックの世界へと誘うでしょう。

特に、やはり「ばらの花」はぜひ死ぬ前に聞いてほしい曲です。それぐらい素晴らしい曲。曲としては本当にシンプルな構成なんですが、そのシンプルさの中に良さがあると言いますか…。

みそ汁の具はわかめだけで良い…というような感じ?ちょっとわかりにくいですかね笑。

ステーキは焼き方とかソースとかも大事だけれど、結局は肉が美味いかどうか…といった感じ!わかりやすいですか?笑。

とにかく聴いてみて下さい。リピート必至です。

 

そして次のアルバムは「さよならストレンジャー」。

 

くるりを世に知らしめた名曲「東京」が収録されています。

それだけでも買う価値はありますが、他の楽曲群も素晴らしい。

「東京」について、ふと思ったことがあります。くるりは元々京都のバンドです。なのに「東京」という曲を書いている。なんでだろう…?と思った私。その答えがこの記事を書いていて見つかりました。

「東京」と題名がついている曲を、「東京で生まれた人」には書けないんです。なぜなら東京が地元だから

くるりの「東京」の歌詞、「東京の街に出てきました」。この1節は東京が地元の人には書けないです。

なぜなら東京に持っている感覚が故郷という感覚だから。

しかし、彼らのように京都から上京してきたり、地方から上京してきた人にとって、東京は「怖いところ」なわけです。また、地方からくると言う事は勿論親御さんとも離れ一人暮らしをするということ。そういう信念があるからこそ「東京の街に出てきました」という歌詞が染み渡る。

「東京」と題名がついている曲には名曲と呼ばれている傾向にありますが、恐らくそういうセンチメンタルな部分が直結しているんだと思います。


まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回はくるりについて語ってみました。

1度聴いてみるとその才能豊かさに圧倒されると思います。「こういうアプローチがあるのか…」といったかんじ。

まずは聴いてみてください。

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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